松山眼科クリニック

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黄斑浮腫に対する抗VEGF薬注射

Medical

日帰り硝子体注射

日帰り硝子体注射

加齢黄斑変性や強度近視で生じる脈絡膜新生血管は人が物を見るのに重要な部分(黄斑部)に発生する異常な血管で、放っておくと重篤な視力低下を引き起こします。また網膜静脈閉塞症や糖尿病網膜症に伴う黄斑浮腫も同様に重篤な視力低下を引き起こすことがあります。これら脈絡膜新生血管や黄斑浮腫の発症には、人の体内に存在するVEGF(血管内皮増殖因子)という物質が関与することが知られています。抗VEGF療法は、このVEGFの働きを抑える抗VEGF薬(抗血管新生薬)を眼球内に注射して、新生血管の発生や成長を抑制したり、血液成分の漏れを抑制したりする治療法です。
抗VEGF薬治療は(硝子体内注射)当院ではベオビュ・アイリーア・ルセンティス・マクジェンを使用しております。

 

抗VEGF薬治療の適応症

現在、下記の5つの適応症が承認されており、抗VEGF薬治療が可能になっています。

加齢黄斑変性症

糖尿病網膜症(糖尿病黄斑浮腫)

網膜静脈閉塞症

病的近視における脈絡膜新生血管

血管新生緑内障

 

注射スケジュール

最初は病状が安定するまで毎月連続で注射し、その後は病状によって追加注射します。

 

実際の注射方法

注射は外来通院で行います。麻酔薬を点眼して麻酔します。まず目の周囲と、目の表面を消毒した後、注射を白目の部分から眼球内部を満たす硝子体に向けて行います。注射の回数は疾患によって異なります。

 

合併症について

硝子体注射の傷口から細菌が入る、細菌性眼内炎を起こす事が報告されています。非常に稀な(約2000分の1程度)合併症ですが、一旦発症すると重篤な視力障害を引き起こす可能性があります。そこで術後は、抗生剤点眼や生活の注意点などを守っていただき、原則注射後1週間以内に受診して状態を確認させていただきます。

加齢黄斑変性症

加齢黄斑変性症とは

網膜の中央部分にある「黄斑部」は、私たちが物を見るのに、最も大切なところです。「黄斑変性症」は、その黄斑部が障害される病気です。ほうっておくと失明する危険性もあり、欧米諸国では失明原因の第1位を占めています。
加齢黄斑変性とは、網膜の中心である黄斑部(物を見ようとする部分)に血管新生が起こり、出血やむくみなどにより、視力が低下する病気です。先進国において、成人(特に50歳以上)の中途失明の主要な原因となっています。日本においても、近年の急激な高齢者人口の増加や生活習慣の欧米化などに伴い、患者数が増加しています。患者数は男性のほうが多く、年齢が高くなるにつれて増加します。また、喫煙者に多いことが知られています。

 

症状

加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)になると、見たいところが見えない、読みたい文字が読めないなど、日常生活に支障をきたします。また、その症状は進行していきます。

  • ゆがんで見える
  • 中心が暗く見える
  • ぼやけて見える
  • 不鮮明になる

症状は中央部以外は見えている状態で、全く光を失ってしまうことはありません。症状が片方の眼から現れることが多いため気づきにくく、また気づいても年齢のせいにしてそのままにしていることも少なくありません。

 

治療

黄斑変性症の治療の目的は、病変の元となる新生血管を退縮させて、視力を回復させることです。

  • 光線力学的療法(こうせんりきがくてきりょうほう)
  • レーザー光凝固術(ひかりぎょうこじゅつ)
  • 新生血管抜去術(しんせいけっかんばっきょじゅつ)
  • 黄斑移動術(おうはんいどうじゅつ)
  • 経瞳孔温熱療法(けいどうこうおんねつりょうほう)
  • 内服薬

過去には上記の方法が試みられてきましたが、現在最も有効とされる治療は抗血管新生薬(ベオビュ・アイリーア・ルセンティスまたはマクジェン)を硝子体内に注入する方法です。(抗VEGF療法)

 

抗VEGF療法とは

滲出型加齢黄斑変性の治療に主に用いられます。 ベオビュ・アイリーア・ルセンティスまたはマクジェンによる薬物療法は、薬剤を直接眼内に注入して、新生血管に作用してこれを退縮させ病変を改善させる治療です。導入期では月1回薬剤を白眼の部分から眼の中心の硝子体という場所に向けて注射します。これを3 ヵ月間繰り返します。その後の維持期は、眼の診察や検査で症状をみながら、必要に応じて注射します。 検査は必要に応じて月1回、視力検査と眼底検査、患部の光干渉断層撮影等を行い、病変部の変化および視機能の変化を確認します。

治療スケジュール

糖尿病網膜症
(糖尿病黄斑浮腫)

糖尿病網膜症とは

糖尿病網膜症は、糖尿病において血糖値が高い状態が続くことによって起こる合併症で、三大合併症と呼ばれる代表的な合併症(網膜症、腎症、神経障害)の一つです。糖尿病合併症の根本的な原因は、血液中で増えすぎた糖が血管や神経を障害することです。そのため、全身のいろいろな場所で合併症が起きるのです。糖尿病により網膜にはりめぐらされている細かい血管(毛細血管)が高い濃度の糖に長期間さらされると、毛細血管が壊れ始め重大な障害が起こります。

 

初期の糖尿病網膜症

糖尿病によって網膜血管が傷害を受け続けると、血管の壁が破れて小さな出血(点状出血)をおこしたり、血管にこぶ(血管瘤)ができたりします。また、血管の壁が弱くなると血液の中の水(血漿成分)が血管の外に漏れ出て網膜にたまったりします。このような時期を単純型網膜症と呼んでいます。

 

中期の糖尿病網膜症
(前増殖期糖尿病網膜症)

単純型糖尿病網膜症の状態でさらに高血糖の状態が続くと、網膜血管が破れては修復し・・を繰り返すうちに、やがて閉塞(血管がつまる)します。『網膜』はものを見るための神経でできた膜で、網膜はたくさんの酸素や栄養分を必要とします。網膜の血管がつまって網膜が酸素不足になると、それに対抗して網膜は眼内に血管を生やそうとする物質(VEGFなどと呼ばれる物質)を放出します。その結果、網膜には『新生血管』という血管が成長するようになってきます。新しい血管が生えてきて血のめぐりが良くなって・・・となれば良いのですが、残念ながらそうはいきません。新生血管は言ってみれば『出来そこない』の血管で正常な網膜血管のような機能を果たすことはありません。それどころか、新生血管はもろくて簡単に破れてしまい、出血の原因になったり、次に述べます増殖膜という悪い膜を作ったり、血管新生緑内障という恐ろしい緑内障の原因になったりします。

末期の糖尿病網膜症
(増殖糖尿病網膜症)

網膜に新生血管が多発してくると糖尿病網膜症はいよいよ重症の段階に入ります。新生血管が破れることで眼の中に出血(硝子体出血)を起こしたり、新生血管を取り囲むように増殖膜という膜を形成したりするのがこの時期です。増殖膜は網膜に強く癒着している(くっついている)ので、増殖膜が成長してくると癒着しているところで網膜を引っ張る様になってきます。網膜を引っ張る力が強くなると、網膜は眼の奥からはがれるようになります(牽引性網膜剥離)。新生血管の勢いが強いケースでは、眼の中の水の排水口を新生血管がふさいでしまい、水の排出がうまくいかなくなる結果、眼圧(眼の硬さのこと)が上昇し、視神経を傷害することで悪性の緑内障となってしまうこともあります(血管新生緑内障)。このように牽引性網膜剥離や血管新生緑内障は最悪の場合、失明につながる併発症で手術を含めた治療が必要となります。

 

症状

初期の単純型網膜症の時期は自覚症状に乏しいことも多く、自分では気づかないうちに進行していたということもあります。中期以降に新生血管から出血したり、網膜浮腫が中心部に及んだり(黄斑浮腫)すると、飛蚊症(黒いものが飛んで見える)や視力低下を自覚するようになってきます。糖尿病の患者さんの中には眼の症状がないからといって眼科受診を怠っている方がおられますが、自分では気づかないうちに糖尿病網膜症が重症となっていることがあります。血糖コントロールが良くても糖尿病のある方は定期的な眼科受診が不可欠です。健康診断の眼底写真では糖尿病網膜症が見過ごされることが多く、眼科での定期的な眼底検査が必要です。

治療

治療法には薬物による治療法と外科的な治療法があります。
薬物による治療法には、抗VEGF薬(アイリーアまたはルセンティス)またはステロイド薬による治療があります。網膜や黄斑を傷つけることなく、浮腫を抑えます。
外科的な治療法には、レーザー光凝固術と硝子体手術があります。
治療法は、血液成分の漏れ方(病態)によって、選択され、場合によっては複数の方法を組み合わせて行います。

抗VEGF療法とは

抗VEGF治療は糖尿病網膜症(糖尿病黄斑浮腫)の治療に用いられます。アイリーアまたはルセンティスによる薬物療法は、薬剤を直接眼内に注入して、浮腫に作用してこれを退縮させ病変を改善させる治療です。初めに月1回薬剤を白眼の部分から眼の中心の硝子体という場所に向けて注射します。その後の維持期は、眼の診察や検査で症状をみながら、必要に応じて注射します。 検査は必要に応じて月1回、視力検査と眼底検査、患部の光干渉断層撮影等を行い、病変部の変化および視機能の変化を確認します。

治療スケジュール

アイリーアまたはルセンティスによる薬物療法は、治療開始時に月1回薬剤を白眼の部分から目の中心の硝子体という場所に向けて注射します。 その後は眼の診察や検査で症状を見ながら、必要に応じて注射します。

費用

この治療法には健康保険が適用されます。
費用は70歳以上の方は、窓口での上限があり1割負担 18,000円以下
3割負担 57,600円以下
それ以上は窓口負担はございません。
70歳未満の方(3割負担の方)約55,000円です。

網膜静脈閉塞症

網膜静脈閉塞症とは

網膜静脈閉塞症は、読んで字のごとく、網膜の血管(静脈)が目詰まりを起こし(閉塞)、網膜がむくんだり出血したりして、ものが見えにくくなる病気です。
この病気は、血圧の高い方、慢性腎臓病の方で発症するリスクが高いことが知られており、男性では40代以降、女性では50代以降に、加齢とともに発症しやすくなります。日本人では40歳以上の約50人に1人(2.1%)に発症し、有病率(ゆうびょうりつ)は他のアジア人や白人より高いです。

静脈が閉塞してうっ血し、静脈内の圧力が高まると、閉塞した箇所の上流部分の網膜へ血液や水分が漏れ出て、眼底出血を起こしたり、網膜がむくんだり(網膜浮腫)します。これが、網膜静脈閉塞症になった眼の状態です。

 

症状

網膜静脈閉塞症も、この黄斑の部分に異常が生じて発症します。静脈の閉塞を発端にむくみ(浮腫)や出血が起きることで、急激に視力が低下したり、視野の一部が欠けたり、もやがかかったように見える症状が現れます。

 

治療

治療法には薬物による治療法と外科的な治療法があります。
薬物による治療法には、抗VEGF薬(アイリーアまたはルセンティス)またはステロイド薬による治療があります。網膜や黄斑を傷つけることなく、浮腫を抑えます。外科的な治療法には、レーザー光凝固術と硝子体手術があります。
治療法は、血液成分の漏れ方(病態)によって、選択され、場合によっては複数の方法を組み合わせて行います。

 

抗VEGF療法とは

抗VEGF治療は網膜静脈閉塞症の治療に用いられます。 アイリーアまたはルセンティスによる薬物療法は、薬剤を直接眼内に注入して、浮腫に作用してこれを退縮させ病変を改善させる治療です。初めに月1回薬剤を白眼の部分から眼の中心の硝子体という場所に向けて注射します。その後の維持期は、眼の診察や検査で症状をみながら、必要に応じて注射します。 検査は必要に応じて月1回、視力検査と眼底検査、患部の光干渉断層撮影等を行い、病変部の変化および視機能の変化を確認します。

 

治療スケジュール

アイリーアまたはルセンティスによる薬物療法は、治療開始時に月1回薬剤を白眼の部分から目の中心の硝子体という場所に向けて注射します。 その後は眼の診察や検査で症状を見ながら、必要に応じて注射します。

費用

この治療法には健康保険が適用されます。
費用は70歳以上の方は、窓口での上限があり1割負担 18,000円以下
3割負担 57,600円以下
それ以上は窓口負担はございません。
70歳未満の方(3割負担の方)約55,000円です。

強度近視
(病的近視)

強度近視(病的近視)とは

病的近視の多くが含まれる強度近視は、先進諸国における失明原因の上位にあり、日本においては視覚障害者の原因疾患の第5位となっています。 病的近視で新生血管がある方が治療しなかった場合、最高矯正視力(眼鏡などで矯正して得られる視力)が0.1未満になる方が、5年で89%、10年で96%と報告されています。

・脈絡膜新生血管を伴う病的近視とは
強度近視により脈絡膜が引き伸ばされると、脈絡膜から新生血管が生じ、網膜色素上皮とブルッフ膜が引っ張られてできた裂け目を通って網膜の方へと伸びていきます。
しかし、新生血管はもろい血管であり、出血したり水分が漏れ出てきたりしやすいため、網膜の下に血液や水分がたまって、視野障害や視力低下の原因となります。
病的近視で見られる新生血管は、しばしば黄斑部の中心に起きることが知られていて、進行するとより一層視力障害が悪化します。

 

症状

黄斑部出血、黄斑浮腫(むくみ)、網脈絡膜萎縮、牽引性黄斑症、網膜剥離(網膜がはがれて栄養が届かなくなる)が起こります。
また、網膜の機能(カメラでたとえるとフィルムの役割)が低下し、ものがゆがんで見えたり、ぼやけて見えたり、視力低下が起こります。

 

治療

病的近視における脈絡膜新生血管に対しての治療法には薬物による治療が主になります。
薬物による治療法には、抗VEGF薬(アイリーアまたはルセンティス)による治療があり、網膜や黄斑を傷つけることなく、新生血管及び浮腫を抑えます。

 

 

抗VEGF療法とは

抗VEGF治療は強度近視(病的近視)における脈絡膜新生血管の治療に用いられます。アイリーアまたはルセンティスによる薬物療法は、薬剤を直接眼内に注入して、浮腫に作用してこれを退縮させ病変を改善させる治療です。初めに月1回薬剤を白眼の部分から眼の中心の硝子体という場所に向けて注射します。その後の維持期は、眼の診察や検査で症状をみながら、必要に応じて注射します。 検査は必要に応じて月1回、視力検査と眼底検査、患部の光干渉断層撮影等を行い、病変部の変化および視機能の変化を確認します。

治療スケジュール

アイリーアまたはルセンティスによる薬物療法は、治療開始時に月1回薬剤を白眼の部分から目の中心の硝子体という場所に向けて注射します。 その後は眼の診察や検査で症状を見ながら、必要に応じて注射します。

費用

この治療法には健康保険が適用されます。
費用は70歳以上の方は、窓口での上限があり1割負担 18,000円以下
3割負担 57,600円以下
それ以上は窓口負担はございません。
70歳未満の方(3割負担の方)約55,000円です。

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